みどりグループは、ビル・マンション・公営住宅などの不動産管理で長年培ったノウハウをもとに、現在では、介護施設運営や院内保育施設の委託、給食サービスなど、多種多様な事業を展開しています。 「人生100年時代」と言われる時代になり、人々の意識や社会の在り方が大きく変わり始めている中、時代のニーズに合わせて、“あったらいいな”をカタチにし、人と人をつなぎ、人と地域をつなぐ。グループの基本的な方針は揺るぐことなく、これまでも、これからも、お客さまとのつながりを深め、信頼を築き、笑顔があふれる “ひとづくり”に積極的に取り組みます。

共に生きる、豊かな地域社会の実現を

みどりグループの介護事業は、介護保険法が施行された2000年にスタートしました。第1号のグループホームは、広島市西区己斐上で誕生。現在では、広島市・廿日市市・岩国市内で、16事業所を運営し、入居から看取り介護までお任せいただいています。

当社のグループホームでは、用途を考えた上で、LDKや個室をコンパクトな間取りに設計をしているのが特徴です。 これは、「入居者の方が自宅で暮らしていたころと変わらない “ちょうどいい狭さ” に居住環境を整えて、家族のように寄り添いながらケアをしたい」という、事業立ち上げに尽力した当時の担当者の思いを形にしたものです。「ゆっくり・いっしょに・たのしく」を基本方針に、介護事業を通じ、笑顔にあふれ、快適に暮らせる地域づくりに貢献します。

そして、仕事をしながらでも安心して子育てができる基盤づくりをサポートしたいと保育事業にも参入。現在、広島県内で数か所の院内保育施設を受託しています。2015年には、ひとり親家庭や共働き家庭の増加による学童保育ニーズの高まりを受け、学童保育事業を開始しました。

英語を学べる学童保育「エポカキッズクラブ」を開設し、放課後に英語を遊びながら楽しく学べる場所を提供。ネイティブスタッフと日本人スタッフが協同で独自のカリキュラムを作成し、子どもたちの好奇心や社会性、コミュニケーション能力を育てます。

安心・安全、「食」から広がる笑顔の輪

「エポカフードサービス」では、病院・高齢者施設・保育所などの給食を通して、自然と笑顔がこぼれるおいしい「食」を提案してします。栄養士・調理師会では、その専門性をもとに現場の業務改善、お客さまのライフステージやニーズに沿ったメニューや商品開発を行っています。

病院・医療施設では、治療の大事な一つととらえ、患者様の病状に合わせて提案。保育園では、乳児から発達段階に応じて「食を営む力」を養い「元気を育てる」給食、また添加物の多い加工食品は控え、手作りにこだわった給食を提案します。「食育」を兼ねて、調理スペースをガラス張りにし、調理の様子が子どもたちに見える工夫も施しています。

高齢者施設では、家庭の雰囲気が楽しめるように旬の食材や地産地消にこだわった食事を一人一人の食形態や食べやすい大きさに合わせた形で提供しています。

また、スポーツの基本は食事と捉え、スポーツ栄養学に基づいて、高校生アスリートのサポートにも取り組んでいます。「何を」「いつ」「どのように」とればいいのかー。勝つための栄養学に基づき、専門の管理栄養士が指導。寮長や寮母様、監督・コーチの皆様と情報交換を行い、選手にとっての最良の環境づくりを目指しています。

あらゆる世代のお客さまに、あらゆる施設で、安心・安全でおいしい食事を提供するため、スタッフ教育プログラムの開発を行い、スキルの向上を図っています。

誰もが生き生きと、活躍できる機会の創出

シニアの方を中心にお仕事紹介のビジネスにも参入。シニアの方がこれまで培ってこられたスキルや経験と知恵、仕事に取り組む姿勢や責任感を、優しさと厳しさをもって若い世代に伝えてもらいたいと考えています。

そして近い将来、新卒、中途入社、ミドル、シニア、障がい者、外国人、誰もがみな年齢、国籍、障がいの有無に関係なく興味や関心のある仕事に就き、共に楽しく働くことで社会を明るくし、地域経済を活性化したいと考えています。