みどりグループでは、中四国を中心に、マンション、オフィスビルをはじめ、病院、介護施設、商業施設等、多様な施設の管理業務を数多く受託しています。民間施設のみならず、公営住宅、スポーツ施設、総合公園、学校等、公共施設の管理実績も数多く、適切な管理はもちろん、新たなイベントを実施し、集客やお客様満足度の向上に努めています。

さまざまな用途の不動産管理実績から得たノウハウが元となり、プロパティマネジメント(PM)や、指定管理事業、PPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ:官民連携)※1、PFI(プライベート・ファイナンス・イニシアティブ)※2など、プロボーザル案件にも積極的に取り組み、“まちづくり”に貢献しています。

  • ※1:公共施設等の設計、建設、維持管理及び運営に、民間の資金とノウハウを活用し、公共サービスの提供を民間主導で行うことで、効率的かつ効果的な公共サービスの提供を図る
  • ※2:公民が連携して公共サービスの提供を行うスキーム。PPPの中には、PFI、指定管理者制度、市場化テスト、公設民営(DBO)方式、包括的民間委託、自治体業務のアウトソーシング等が含まれる

専門的な知識と技術で高品質のワンストップサービスを提供

みどりグループが提供するサービスの質は、サービスを提供する「人」の質によります。そのため、入社時研修では、各業種、各現場の特性に応じた研修を行っています。

入社後には、「接遇・人権」「修繕に関する知識」「関係法令」「安全・災害対応」「個人情報保護」等に関する研修を定期的に実施し、社員の能力の向上を図ります。また、資格取得制度を設け、職務に関係する資格の取得を奨励。専門的な知識や技術を持つ社員が、高い品質のサービスを提供するとともに、身に付けた技術を伝承し、個人のスキルと組織のスキルが共に向上するよう教育に力を入れています。

このスキルの蓄積により、「高品質のサービス提供」「人件費・管理経費の縮減」「ワンストップ対応による事務作業の軽減」「業務対応の迅速化」「中長期的視点での維持管理計画の立案と実施」など、お客様と長く、信頼してお付き合いしていただける会社を目指します。

また、ISO9001に基づく原因調査と是正処置の実施、有資格者による品質検査(インスペクション)の実施、施設の特性に応じた効果的な資機材の選定、使用に取り組むなど、更なる品質向上のため努力を続けています。

今後はM&Aなどを通じて、グループとしての総合力を高め、総合不動産管理業としてワンストップサービスの質を高めていきます。

まちづくりへの挑戦とさらなる飛躍

2012年に、広島市西区のシーサイドエリアの商業施設運営を引き継ぎ、マリーナホップ再生事業に着手。みどりグループのまちづくりは、「地元のためにも活気のある施設を残さなければならない」「地域の公共施設や不動産の活性化によって地方創生に貢献したい」という思いを胸に進めています。2016年には、テナント入居率は当初の70%台から96%まで到達しました。

そこで、次のステップとして、2017年に広島市で唯一の商業施設内水族館「マリホ水族館」をオープン。マリーナホップの新たな人気スポット導入による認知度の向上とともに、平日・夜間の誘客増加及び新たな顧客層のさらなる獲得を目指しています。

最近では、「はまだお魚市場」、「道の駅西条のん太の酒蔵」の指定管理者に選定されるなど、その事業フィールドを広げています。